フォークのこと。

2013.12.15(Sun)

『竹のカトラリーの紹介』 Comment-Trackback-
以前に『発展途上』という題名で書きましたが、
フォークは色々な意味で難しいカトラリーです。

正直なところは、
丈夫さを求めるのであれば、金属の素材が一番適している、
としか私には言えず。。。

これまで
『食べやすくて見た目もすっきりしたフォーク』
を目指して取り組んできました。
最近、やっと形が安定してきたので、
もうあまり変わることもなさそうです。
くしの部分は、荒削りだけ機械の力を借りる他は
ほぼ全て手作業で仕上げています。
むしろ、1ミリの差がかなり影響するので
この厚みと細さは手作業でしかできないとも言えます。

今まで、色々な機会にフォークを販売させていただきましたが、
去年の秋くらいから、ほぼ今の形になっています。
それまでご購入いただいて使って下さっている方は、
厚ぼったかったり大きすぎて食べにくいのではと、
とても気になっています。

その時々で、自分が一番いいと思った形にしてきたつもりなのですが。
という言い訳を前提にして、
恥をしのんで(!)
フォークの変遷を写真に納めてみました。


DSC_0805_convert_20131215072139.jpg


一番左は最初に作ったフォークなのですが、
これをフォークだと思って作った過去の自分を疑います(笑)

右から2番目は去年の春。
一番右は今の形です。
(長さ19.5センチ、幅2.7センチ)

それぞれ厚みもだんだん薄くなってきて、
パスタを巻いて食べても大きな口を開ける必要はなくなりました。

華奢にしたくてかなり薄く作った事もありますが、
丈夫さも大切なので、ある程度の厚みは残しつつ、
口に入るところはなるべく細くしています。

微調整がうまくできなくて時間ばかりかかって
一番失敗の多いフォークでしたが、
この頃はだいぶこつをつかんで苦戦することもなくなってきました。



不器用な私がカトラリーづくりを生業としているのはいつも不思議です。
どのカトラリーでも、デザインがやっと落ち着いた時に思うのは、
『私が数年かかって苦心してきたこの作業、
器用な人が作ったら数日できっと同じようにできるはずだよなぁ』と。

日々、外からの刺激も大切にしながら、
作り続けていきます。


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okisaya19771123

Author:okisaya19771123
山梨の山村に住み、田畑に取組みながら竹のカトラリーを作っています。
※只今育児中につき、制作はお休みしています。
再開の目標は2018年4月。

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