鐵(てつ)の道具のこと その1

2013.10.15(Tue)

『竹のカトラリー展のお知らせ』 Comment-Trackback-
11月、12月の展示
『 鐵(てつ)の道具 竹のカトラリー 展 』

ご一緒するのは、いつも私が制作に使っている刃物、
展示に使う什器の足を作ってださっている
鍛冶工房上田の上田裕之さんです。

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長くなりそうなので、何回かに分けて
上田さんのお仕事を紹介していきます。


まずは、刃物について、私の雑感です。


今回上田さんをお誘いしたのは、
人間が生きて行く上で刃物はとても大切な役割を果たしている
ということに気づかせてもらったからで、
鍛冶屋と竹籠屋が担う仕事が似ているところがあると感じたからです。
竹製品はともかくとして、
現代の暮らしでも、刃物のお世話になっていない人は居ないはず。


日本の国土では、どの村にも鍛冶屋と竹籠屋が居る、という時期が長く、
彼らは人々の暮らしに欠かせない道具を作っていました。

諸説色々あるようなのですが、
遡って行くと、弥生時代から鉄を加工する技術が広まり、
今でも、大まかにいうと鍛冶の仕事はその時から変わらない方法で行われているそうです。


あまり理解できていませんが、
上田さんに道具をお願いするようになってから、
刃物の知識が少しずつ増えてきました。

今暮らしている山梨に移る前、
師匠である長野修平さんが時々台所で小刀を研いでいたのを見ていたけれど、
自分に刃物は研ぐことができないからいいや、と思って
研いで使う道具をさけて通っていました。

竹のカトラリーを作りはじめた頃は
竹を割る鉈(なた)も削るナイフも
ホームセンターで手頃な値段のものを買って作業していました。
上田さんと知り合ったのは、
竹籠づくりのために鉈をお願いしたのがご縁でしたが、
その後さらにナイフを作ってもらった時に、
とてもよく切れてびっくりしたのを覚えています。


もちろん、刃物研ぎはすぐにできるようなことではなく、
うまく行かなくて切れない刃物で無理に作業していた時期もあります。

最近よくわかるようになったこと。
鍛冶屋ももちろん刃物は研いで仕上げますが、
新しく手元に来た刃物は、
使う人が自分の好みに研ぎこなすのが本当の使い方だそうです。

私も、数年かかって苦手意識がだいぶ無くなってきて、
今では包丁やまっすぐな鉈であれば、
研いだ分だけきちんと切れるようになりました。
山奥の村の薄暗い台所でシュッシュッと刃物を研ぎ、
研ぎ上がった刃物をニヤニヤ眺めているのは
昔話のオニババのようで考えものですが、
そんなことは気にならないくらい、
刃物研ぎ、ハマります。





次は上田さんに作ってもらった道具をご紹介します。



上田沖原天智



『鐵(てつ)の道具 竹のカトラリー 展』

炭を焼く所からはじまる鐵の道具づくり。
竹を切る所からはじまるカトラリーづくり。
暮らしの道具を作る楽しさ、使う楽しさを、
たくさんの人と共有できれば幸いです。

2013年11月1日(金)〜11月4日(月)全日、2人ともお店に居ます
ルシァレ
東京都渋谷区富ヶ谷2−43−13
03−3468−2456
http://levain317.jugem.jp



*1日 10時〜22時
 2日 9時〜19時30分
 3日、4日 9時〜18時
 お時間にご注意ください


2013年12月6日(金)〜12月24日(火)
cafeくじらぐも
山梨県北杜市明野町上手3144
0551−25−4053
http://cafe-kujiragumo.com


11時〜18時
(水)(木)休み 
(日)は〜16時
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▼ プロフィール

okisaya19771123

Author:okisaya19771123
山梨の山村に住み、田畑に取組みながら竹のカトラリーを作っています。
※只今育児中につき、制作はお休みしています。
再開の目標は2018年4月。

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